日曜日、文化庁メディア芸術祭の展示を見に国立新美術館へ行ってきました。確か去年は行かなかったのですが、 大体毎年行っています。というわけで今日はそのレポート(という程のものでもないですが)を簡単に。 まずは箇条書きで思いついたままの感想を。
・「Camera Lucida: Sonochemical Observatory」すげー。
なんか卵子の中を泳いでいる精子みたいだった。
・「ためいきまじり」ちょっと不気味で面白かったw
・ニコニコ動画がウェブ部門の推薦作品に上がっていたのには驚いた。
・今回初めてWiiとPS3の実物を見たけれど、あれは両方とも凄いね。方向性の違いが何となく分かった。
・「フェイスバンク」、発想としては「新しい!」というものではなかったけれど、リアリティとモーションに惹かれた。
・「Genius Party」が上映されていたので見てみた。二番目の「上海大竜」は普通に面白かった。万人受けすると思う。
・「nijuman no borei」に圧倒された。制作にかかったであろう労力から作者の感情の塊を感じた。
・「Super Smile」怖いよw
・マンガ、結構面白そうなのがあったなぁ。時間があったら閲覧してたな。大賞の「モリのアサガオ」が気になった。
・映像系は流石に全部見ている時間はなかった。昼過ぎに行ったけれど、時間のなさに後悔した。
・併設の「先端技術ショーケース '08」、音声モーフィングが興味深かった。特に感情のモーフィング。
ざっとこんなところですかね。この中で特に印象に残ったものをいくつか。
まず「Camera Lucida: Sonochemical Observatory」。一番最初に見た展示物で、 しかも30分近く並ばされたから印象に残っている、という理由もありますが、これは普通に面白かったです。説明書きによると、 発光ルミネセンスを利用したなんちゃら、ということでよく分かりませんでしたがw、端的に言うと「音を視覚化した作品」でした。暗室に入り、 5分ほど暗闇に目を慣らした後、アーティストが作品を披露。丸い水槽の中を、例えて言うなら「光る精子」が高周波に反応してウヨウヨ動く、 というものでした。アーティストに質問をしてみたのですが、相手が英語話者だったため、私の語学力ではよく分かりませんでした。 (^^; 分かった範囲で書くと、水槽の真ん中にぶら下げた「ハイドロフォン」と呼ばれるものを介して、人間の耳に聞こえない高周波を 「翻訳」し、それを視覚化している、ということでした。純粋に科学的な現象なのでしょうが、結構神秘的で目を見張りました。
WiiとPS3はネット上で色々と話題に上っていますが、実機を見たのは今回が初めてでした。両方ともいじってみましたが、 両方とも面白かったです。両者を比べると値段が段違いですが、方向性の違いが値段に表れているんだな、と思いました。Wiiは 「気軽にゲームを楽しみたい人向け」、PS3やPSPは「ハードなゲーマー向け」といったところでしょうか。 グラフィックスは明らかにPS3の方が上でした。でも個人的に面白かったのはやっぱりWii。コントローラーを振り回すと、 本当に画面上のキャラクターがその動きをするのには感激しました。Wiiゴルフをやらせてもらいましたが、普通に面白いw 2コースやって、 それぞれパーとボギーでした。係員が「お上手ですねー。私もWiiゴルフやってみたんですけど、力加減が難しくて・・・w」 と言っていました。あれ、普通に欲しいなぁ。
アート部門で大賞を受賞した「nijuman no borei」は一見の価値ありです。 ここでぐちゃぐちゃ説明するとかえって良くないかもしれないので詳しくは書きませんが、核と原爆ドームをテーマにした映像作品でした。 とにかく圧倒。あれは真似できない。
メインシアターで無料上映されていた「Genius Party」を見てきましたが、一番面白かったのは、二番目に流れた「上海大竜」 でした。あの短い時間によくあれだけの世界観とSFを詰め込んだものだと思いました。しかも話として完成されている。笑いどころもあったし。 一つ二つ、私には理解できない作品もありましたが、あれは何なんだろう? 私の見識が浅いだけかもしれませんが、 何か見ていて苦痛な作品がちょっとありました。あとメインシアターのスピーカー、音が小さすぎるよ!
残念だったのが、多くの映像作品を見る時間が無かったこと。とても全ての映像作品に目を通している時間はありませんでした。 何日か通わないと、全ては見られないと思います。お時間のある方は何日か通われると良いかもしれません。入場無料ですし。
・・・とまぁ、私の感想はこんな感じです。他にも目を見張る展示物は沢山ありましたが、題名がわからなかったり、 私の稚拙な文章力では表現仕切れないので、割愛させていただきました。私がここに書いたのは、代表的なほんの数作品ですが、 お時間のある方は是非午前中から行かれることをお勧めします。


